iPad miniで国試勉強

2022-10-26

先日、iPad勉強法の薦めという記事にて、
おすすめポイントや現在の勉強法について書きました。
そこでも少し触れましたが、
薬学生だった頃はiPad miniで勉強していました。

そこで、今回は薬学生だった頃、
実際どんな使い方をしていたか書いていこうと思います!

iPad欲しいな、とか、レジュメ重すぎワロタ、とか、
iPad持ってるけどもっといい使い方ないかな?とか、

国試の勉強どうやっていこうかな、とか
思っている方に届くといいなと思います🌸

使っていたiPad

私は、iPad mini 2を使っていました。

父が忘年会で当ててきて(すごい!)
実家で使っていたものなのですが、
実家のを新しいのに買い換えたタイミングで
お古をお下がりでもらった形です。

当時はiPad mini 4が最新で、
使用途中でiPad mini 5が出ましたが変わらずにこちらを使っていました。
勉強で使う分には、アプリに困ることもなかったですし、有意義に使っていました✌️

社会人になってからもYouTube用で使っていたのですが、
まさかのそのYouTubeのアプリがある時使えなくなってしまい、
段々使うことが少なくなってしまいました……

勉強時に使用していたペンは、
スマホ用に購入していた3000円くらいの鉛筆型タッチペンです✎*。

iPad自体がApple Pencilと連動できる型でもなかったですし、こちらで事足りていました!

使っていた時期

私が主に勉強で使っていたのは、
5年生の後期~6年国試までです。

国試勉強に向けてあると便利かなあと思ったのと、
お下がりを狙える時期が重なって、使い始めました!

ただ、もっと早く使い始めれば良かったなあって思ってます。
後述しますが、レジュメ持ち歩かなくていいの本当に楽でした☺️

使い方

主に以下の使い方で使っていました!

①講義レジュメの閲覧・書き込み

卒試過去問(PDF)を解く

青本の閲覧・検索・書き込み

ヤクチエで添付文書を読む

⑤わからない問題をWebで調べる

ひとつずつ詳しく書いていきます🌼*・

講義レジュメの閲覧・書き込み

私は、
scansnapというスキャナーを使ってレジュメをスキャンし、
それをAdobeにて閲覧していました。

講義の時にレジュメが紙媒体で配られて、
講義中は紙にメモをとる📃

⬇︎

帰宅後すぐ、もしくは数日分まとめて
スキャナーでスキャンをしてPDFデータを残す

⬇︎

PCもしくはスマホにてUSBにてデータ保存し、
必要に応じてiPadに挿して閲覧する

といった流れですね。

アナログとデジタルの融合です。

USBはスマホ(microUSB)とiPad mini(lightning)とPC(タイプA)の全てにさせるものを使っていました。

今だとiPad miniもタイプCにまとまってるから端子は2個でいいですね。

スマホでも見たいな、という資料は
Google ドライブに上げていました。

今だと無料のPDF変換アプリがあるので
PDF化はそちらの利用でもいいかもしれません。

私は、全部写真撮るよりも、
スキャナー通した方が楽じゃないか?という考えと、
スキャナーには自動OCR機能もついていて便利だと思い、
そちらに惹かれて購入しました。
(OCRとは、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術です。)
(OCRできる利点は、簡単にいうと
文字データの検索ができるようになることと、
コピーができるようになることです。)

このスキャナは持ち運べるので、
たまに大学まで持って行くこともありました。

学校によるのかもしれませんが、
講義のレジュメって薬学生のカバンを圧迫する第1位じゃないですか?
4月はよくても、試験が近づくにつれて分厚くなるファイルたち……
とっても重いですね。
ちなみに私は学年が上がるにつれ、
レジュメはロッカーに置き去りにして、
試験前だけ持ち帰っていました。(それでも充分重いけど)

ただ、卒試勉強となると、
その講義がある日はそのレジュメ全部を持ち歩いている子が多かったように感じます。

その重みから解放された清々しさったらなかったですね🌷
最高です。
iPadひとつ持っていればその中にデータが入ってるんですもん。

今日はこの教科の気分♬となった時に
手元に勉強資料がなくてやれない悲劇からも解放されました。

卒試過去問(PDF)を解く

私の大学では卒試の過去問が大学から販売されて、
卒試前に多くの受験生がそちらを持ち歩いていました。

やはり重いものを持ち歩きたくない私はこちらもPDFデータにしていました。

何冊も持ち歩かなくても過去分の比較も簡単にできますし、
毎年この形式で出てるなとわかりやすかったです。

こちらのPDFデータは
友人が裁断し、スキャンしたものをもらいました。

そして、自分で解くのもiPad上で行っていました。

AdobeにてPDFを開き、書き込みを行う形です。

実際に書き込むことでテキストのように扱っていました。

青本の閲覧・検索・書き込み

私の国試勉強のお供は、
大学の卒試対策のレジュメ薬ゼミの要点集でした。
しかし、長期休暇の際など薬ゼミの講義があるときは
青本を使う場面がありましたので、
そういう時にはiPad上で資料を見ていました。

そのほかにも要点集ではちょっと足りないな
という部分は青本を参照していました。

そして
この青本のデータはメルカリにて購入しました。

裁断済みの本と一緒にデータも譲っていただいた形です。

5年生の時に購入したため、
最新版よりは古いものでしたが、
たまにの講義の時と閲覧する程度だったので、
問題なく使用できました。

そのデータを友人がOCR化してくれたので、
検索も可能でした。

目次からではなく検索なので一瞬ですし、

ある薬を調べた時に、
関連した違う章のページに飛べるのは大変ありがたかったです。

そして、青本はぜひ電子書籍で販売して欲しい。

ヤクチエで添付文書を読む

ヤクチエ添付文書というアプリで
添付文書を見ていました。

添付文書自体はネットで検索すれば簡単に出てきますが、
ヤクチエだと添付文書の中から検索ができるので、
こちらの方が確実に早くてスムーズでした。

学生時代にみることはそう多くはありませんでしたが、
おくすりキャラノートを作る時とか
何かと薬を調べる時とか使っていました。

スマホでももちろん見れます。
ただ、勉強中は遠くにあったり、
テレビ電話していたりしたので
iPadで見られるのは便利でした。

わからない問題をWebで調べる

インターネットは大変便利ですからね、
国試の問題文を入れるだけで解説まで見れてしまうのです。
(なお、そういう検索で当ブログまで辿り着いている方もいて
大変嬉しいです。)

前述したような
スマホが使えない時、使わないようにしている時には大活躍でした。

あとはスマホより画面が大きいので、
作用機序なんかは見やすくて助かりました!

まとめ

私が学生の頃の使用法を思い出して書いてみましたが、
いかがでしたでしょうか?

iPadの利点は何より、

情報一元化 と 軽いことです!

分厚いレジュメや過去問、教科書とおさらばできるのは
大変快適でした。

そして隙間時間にもiPad miniなら電車でも開けるし簡単に勉強できる!

裁断機がなくとも友人とメルカリの力で
なんとかデジタル勉強を行うことができました。

現在ではiPad miniでもApple Pencilが使えるようになってますし、
羨ましい限りです。
(Airのサブ機として購入するか迷い中)

miniじゃなくても、無印でもiPad Airでも教科書と比べると軽いので全然アリだと思います!

(無印の9は安いし、10はついにtypeC対応になりましたし!)

これから買おうかな、と思っている人の背中を押すような記事になっていれば幸いです!

勉強ふぁいとです٩( 'ω’ )و

プロフィール

おれんじめろんぱん🍊
薬剤師よねんめ。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。
薬局薬剤師として日々奮闘しています。
好きなものは文具とディズニー🏰最近はイラストも描いてます。
名前の由来は学生時代によく勉強していたパン屋の好きなパンです🍞